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私の保存食ノートのキャラメルクリームと与謝野晶子の大好物レシピ

前のブログで書ききれなかったものをちょこっと。
私の保存食ノート で、まっさきに試してみたのは、缶入りコンデンスミルクを鍋で煮たキャラメルクリームです。
作ったのは20年ぐらい前になりますので、コンデンスミルクは缶に入っているのが当たり前だったんですね。
すご~く簡単なレシピで、それに一人暮らしのアパートで作れるのは、この料理ぐらいでした。
なすの砂利づけ にはかなり憧れたんですが、これはさすがに無理でした。)
キャラメルクリームは、かぶるぐらいのお湯に浸したコンデンスミルクの缶を、ひたすら1~2時間煮込み、缶を冷ましてから開ける、という至ってシンプルなもの。
くれぐれも熱いうちに開けないこと。中身が飛び出しちゃうんだそうです。(実験料理好きなわたしでも、これは試しませんでした)
このころ、わたしはエバミルクとコンデンスミルクの違いもよくわかっていませんでした。
エバミルクは無糖練乳で、コンデンスミルクは加糖練乳なんですね~
エバミルクはあまり見かけませんが、なぜか名前はこっちのほうがずっとポピュラーでした。
で、コンデンスミルクですが、缶入りからチューブ入りが主流になったのはいつからだったんでしょう。たしかに使うには便利なチューブ。缶入りより割安な気もします。
今では缶入りのコンデンスミルクって、もしかすると入手しづらいのではないでしょうか。
ちょっとネットで調べてみたら、よく見かける森永の牛さんの缶以外に、すっご~くなつかしい缶も。
まだ買えるようで、缶目当てで欲しくなっちゃうような~
あまりにかわいいので、画像を載せてみたくなりました。リンクもするので興味のある方はクリックしてみて下さいね。

明治のメリーミルク、なつかし~っていうかたも多いのではないでしょうか。一番左の画像です。
子どもの頃診て貰っていた小児科に、この絵柄のついた鏡がありました。ずーっとこの絵を見ていると、ある不思議な現象が起こってくることに、はまっていたことがあるんです。
女の子が持っているミルクの缶の柄は、実はこのミルクの缶を持った、この女の子。だからずっと缶を持った同じ女の子の絵がどこまでも繋がっていくんです。この絵のお陰で医者の待ち時間の退屈から、少しは抜け出せた気がしていました。
また、わたしたちの親世代の人たちが、なぜか練乳のことを「ねりミルク」と言うのですが、それはメリーミルクが訛ったのだ、とうちの親戚たちの間で、勝手に説を唱えていたことがあります。練りミルクなのか、メリーミルクなのか、この話が出るたびに、小児科の鏡を思い出します。

話がすご~くそれちゃってますが、保存食のほうはちょっとここで一段落して、次にきのうも書いた与謝野晶子のお嫁さんが書いたエッセイ『どっきり花嫁の記』について書いてみたいと思います。
この本をもとに、ドラマも作られたことがありました。昼ドラでしたが、それを見たときに興味を持ち、このエッセイを買ったのです。
与謝野晶子という人を、お嫁さんの立場から見たもので、お姑さんとしての晶子を知ることができます。
家庭人としての晶子を身近な人の目で見ると、こんな感じだったんだな~というのが分かります。面白いエピソードも盛りだくさん。
中でも晶子が大好きだったという料理は、作り方まで丁寧に出ていたので作ってみたことがあります。
くわいを摺りおろしたものを団子にして、それを揚げ、甘辛く煮たものです。
くわいのほろ苦さが甘辛いたれによく合い、ご飯にもお酒にも合いそうな一品でした。

私の保存食ノートもそうですが、どっきり花嫁の記も、古書ながらまだ買うことができるみたいです。

きのう書いた『おばあちゃんの家事秘伝』『秘密の保存食』も何種類かの新装版になったり、長く人々に愛読されているようです。
本物はどんな時代でも、どなたが読んでも、必ず役に立ち感動するものなんですね。

B000JA7CLGどっきり花嫁の記 (1967年)
与謝野 道子
主婦の友社 1967

by G-Tools

おばあちゃんの家事秘伝
赤木 春恵
4093960631
 おばあちゃんの家事秘伝 (小学館文庫)
赤木 春恵
4094183418

秘密の保存食―大根おろしの冷凍からケーキの保存法まで250種全公開 (1981年)
赤堀 千恵美
B000J7TSFW
 

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